【EXPO2025徹底攻略!】大阪・関西万博の見どころと交通・チケット購入方法を解説

大阪関西万博
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2025年4月から大阪で開幕している国際博覧会・大阪万博/EXPO2025

既に何度も訪れているリピーターもいるほど人気なので、どんな場所なのか気になっている方も多いはず。

そこで今回は、大阪万博の概要と見どころのほか、万博会場へのアクセス方法や行く前に知っておきたい万博TIPSを紹介します。

万博に興味がある方や、これから万博に行こうと計画している方は必見です!

目次

2025年大阪万博とは?

ミャクミャク

万博とは、地球規模の課題に取り組むために世界から新しい技術を結集させ、イノベーションが生まれる機会を生み出す国際博覧会です。

AIやIoT、ビッグデータなどの最新技術を使ってSDGs(持続可能な開発目標)を実現する「People’s Living Lab –未来社会の実験場」です。

2025年の大阪万博では、空飛ぶクルマの実用化や人とロボット・AI技術の共存、先端ヘルスケア技術、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)、そしてMR(複合現実)の融合の実現が期待されています。

例えば先端ヘルスケア技術では、人間洗濯機が実用化され、介護や医療の現場で活用されることを目指しています。

また、ロボット・AI技術の共存では、配膳だけでなく接客や会話も人と楽しむ配膳ロボット「Kebbi(ケビー)Air-S & Collibot(コリボ)」が登場しています。

既に、レストランなどで配膳ロボットが活躍していますが、これからは配膳ロボットにおすすめされたメニューを楽しむ時も近いかもしれませんね。

過去の万博で生まれたものって?
愛・地球博
今から55年前、1970年に行われた大阪万博では、ファミリーレストランや電気自動車、動く歩道が生まれ、2005年開催の愛・地球博は、ICチップ入り入場券やドライミスト、AEDなどが誕生するきっかけとなりました。

今ではこれらの技術が日常的に使われていることを考えると、今後は車が空を飛び交う光景が当たり前になり、交通渋滞の無い世の中が生まれるかもしれませんね。

2025年大阪万博の概要
開催期間:2025年4月13日(日) – 10月13日(月) 184日間
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
最寄り駅:Osaka Metro中央線 夢洲駅(JR新大阪駅から約30分)
詳細:https://www.expo2025.or.jp/

【概要】1日じゃ足りない!大阪万博の見どころ

万博MAP

万博は、大屋根リングを中心として、以下のパビリオンで構成されています。

シグネチャーパビリオン
シグネチャーパビリオン
海外パビリオン(158カ国) 
海外パビリオン
※一部
国内パビリオン
海外パビリオン

国内パビリオンのなかでも民間パビリオンは13個あるほか、6つの最先端技術を体感できる未来社会ショーケースや、万博に公式参加する国や地域、国際機関が開催するイベントなど見どころがたくさんあります。

早速、それぞれの魅力を紹介していきます!

【大屋根リング】伝統技術が織りなす世界最大級の木造建築

大屋根リング
大屋根リング

万博のシンボルとして、存在感を放つ大屋根リング

1周約2km、高さは12〜20mにも及ぶ世界最大級の木造建築物として、2025年3月にギネス世界登録されました。

雨風・日差しを遮ってくれるだけでなく、大屋根リングのスカイウォークは瀬戸内海や大阪・神戸の街並みを見渡せる絶景スポットでもあります。

世界各国の多様な人々が空の美しさを同時に共有できる場所であり、「多様でありながらひとつ」という万博のコンセプトを象徴する存在と言えます。

清水寺の伝統技術を使用した大屋根リング

左:万博の大屋根リング 右:清水寺の清水の舞台

京都・清水寺清水の舞台は、急な斜面の上でも崩れないように「懸造り」という伝統的な建築様式で建てられています。

懸造りは、釘を使わず木材を格子状に組むことで耐震性を高める建築様式のこと。柱などに「通し貫」と呼ばれる木材を水平に貫通させ、くさびで固定させる「貫接合」という接合方式を用いることで建物の強度を高めています。

清水寺の清水の舞台には、樹齢400年を誇る18本のケヤキの柱が使われており、国内外から訪れる観光客を支えています。万博も「世界中から多様な人々が集まり繋がる場所になるように」という想いが込められていることから、清水寺と通ずるところがありますよね。

万博を訪れる前後には、ぜひ清水寺も訪れて伝統技術のすばらしさを体感してください。

【シグネチャーパビリオン】8つの専門家が”いのち”を演出

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Better Co-Being
Better Co‑Being
FUTURE OF LIFE いのちの未来
いのちの未来
いのちの遊び場 クラゲ館
いのちの遊び場 クラゲ館
null2
null²
いのちの動的平衡館
いのちの動的平衡館
いのちめぐる冒険
いのちめぐる冒険
EARTH MART
EARTH MART
DIalogue Theater
Dialogue Theater -いのちのあかし-
シグネチャーパビリオン

Better Co‑Being
いのちの未来
いのちの遊び場 クラゲ館
null²
いのちの動的平衡館
いのちめぐる冒険
EARTH MART
Dialogue Theater -いのちのあかし-

万博会場、大屋根リングの中心部にあるシグネチャーパビリオン。

音楽家やメディアアーティスト、生物学者やアニメーション監督など、多様な分野の専門家8名が手掛ける “いのち”をテーマにしたパビリオンです。

Better Co-Being 

森のなか、天井や壁の無い空間で空を見上げ、多様な未来をともに感じて欲しいという想いが込められた「Better Co-Being」。

ここでは、来場者同士がグループとなって、一緒に不思議な五感体験をしながら虹を創り、新たな未来へ進みます。

そして、スマホアプリ「DROPS」を使えば、パビリオンの映像アートが楽しめるだけでなく、他の来場者が落とした”DROPS”によって新たな感動を得られますよ。

Better Co-Being
詳細:https://co-being.jp/expo2025/
所要時間:約45分

いのちの未来

「人間は無生物から生まれ、生物になった。そして技術の力で新たな無生物へと進化しようとしている」という石黒浩氏の言葉を表現した「FUTURE OF LIFE」。

水に囲まれて渚のように気体・液体・固体がぶつかり合うことで生まれる生物が、50年後、1000年後にはどのような形になっているのでしょうか。

このパビリオンでは、アンドロイドが今より身近な存在になったら?人間が体や場所、時間の制約が無くなったら?といった未来への期待を表現しています。

特に、1000年先のアンドロイドと生身の人間が融合したミレニアムヒューマン「MOMO」は必見!

いのちの未来
詳細:https://expo2025future-of-life.com/
所要時間:約45分

いのちの遊び場 クラゲ館

家族連れはもちろん、大人もワクワク感を楽しめるのが「いのちの遊び場 クラゲ館」。

子供も大人もさまざまな障害を抱える方も、国籍や人種、ジェンダーを問わず、みんなが科学者や発明家、芸術家のようにつくる楽しみを感じて欲しいという想いが込められています。

クラゲのような天井を支えるのは、大きな”創造の木”。中では、来場者が展示に戯れると音や光が変わる演出で会場全体を協奏します。

ほかにも、テーブルのゲルを押すと音・光・振動が生まれ、その場にいる人々とアンサンブルを楽しみ、不思議な一体感を楽しめるコンテンツも。自分が作り出す音や光が会場に響くことで、何か違う生命体の一部になった感覚になりますよ。

いのちの遊び場 クラゲ館
詳細:https://expo2025-kuragepj.com/
所要時間:約40分

null²

天井と床の鏡面状LEDで、無限に反射し続ける不思議な空間「null²」。

プログラミングで「値が無い」という意味を示すnull。このパビリオンでは、何も無い状態が新しい価値が生まれる状態とし、デジタルな自分を鏡に映し出すことで新たな自己と遭遇できるというもの。

天井と床に鏡面状LEDが施されて無限に反射し続ける空間は、まさに宇宙空間のよう。

事前に絵本「ヌルヌルのたび」と漫画「ヌルヌルを楽しむ」を読んでから行くと、より深い体験ができますよ。

null²
詳細:https://expo2025.digitalnatureandarts.or.jp/
所要時間:約40分

いのちの動的平衡館

「エンブリオ」つまり生命誕生の初期段階の名前が付けられた「いのちの動的平衡館」には、柱がありません。

パビリオンでは、32万球の光の粒子が自由に点滅するシアターシステム「クラスラ」で宇宙に誕生した生命の38億年の神秘を感じる体験ができます。

命が粒子化されて生命の流れに溶け出すような感覚を通して、まるで形を変えながらバランスをとって自律するエンブリオの凄さを知れるはず。

いのちの動的平衡館
詳細:https://www.expo2025-fukuoka-shin-ichi.jp/
所要時間:約45分

いのちめぐる冒険

私たちの生命を作る”セル”を組み合わせて作られた「いのちめぐる冒険」。

「水の惑星」と呼ばれる地球を表現するべく、建築には海水を練ったコンクリートパネルが使われています。

パビリオンでは、MR/AR技術と映像、音で造られるイマーシブ展示・超時空シアター「499秒 わたしの合体」など、没入的な体験が楽しめます。

もし、地球から鳥や虫が消えたら、私たち人間の命は続くのか…?――命の尊さを深く考える機会になりますよ。

いのちめぐる冒険
詳細:https://shojikawamori.jp/expo2025/
所要時間:約50分

EARTH MART

食の大切さを実感できるパビリオンが、「EARTH MART」です。

日本人ひとりが一生のうちに食べる卵の数をオブジェにした「一生分のたまご」や、魚や肉、野菜など食べたもので私たちの身体ができていることがわかる「いのちのレジ」など、興味深い展示がたくさん。

普段、何気なく言っている「いただきます」という言葉の尊さを確認する機会にもなりますよ。

EARTH MART
詳細:https://expo2025earthmart.jp/
所要時間:約50分

Dialogue Theater -いのちのあかし-

奈良と京都の廃校資材を使って作られた、どこか懐かしい雰囲気漂う建築が特徴的な「Dialogue Theater -いのちのあかし-」。

「人類最後の日には、誰と何を話しますか?」
「最近、あなたは何色ですか?」
「ついていい嘘とついてはいけない嘘の境目とは?」

などの問いかけが書かれた対話カードで繰り広げられる10分間の対話、そしてエンディングムービーを通して、あなた自身への理解を深めてください。

Dialogue Theater -いのちのあかし-
詳細:https://expo2025-inochinoakashi.com/
所要時間:約45分

【海外パビリオン】158カ国の文化と技術が集結!

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中国
中国
オーストリア
オーストリア
オランダ
オランダ
カナダ
カナダ
スイス
スイス
チェコ
チェコ
フランス
フランス
ポーランド
ポーランド
ポルトガル
ポルトガル
マルタ
マルタ
サウジアラビア+カタール
サウジアラビア・カタール

大屋根リングの内側には、158カ国のパビリオンが展示されています。

それぞれの国の文化や技術が反映されたパビリオンの建築も興味深く、その国に行ったような感覚を味わえます。

大陸ごとにたくさんの国々が参加していて、なかには「聞いたことはあるけどどんな国なのかは検討もつかない」という国もあるかも。

事前予約をしなくても楽しめる国もたくさんあるので、気軽に未知の文化を楽しんでください。

アジア

中国・インドネシア・インド・韓国・クウェート・マレーシア・オマーン・フィリピン・カタール・サウジアラビア・シンガポール・タイ・トルクメニスタン・ウズベキスタンなど

中東エリア

アゼルバイジャン・バーレーン・UAEなど

ヨーロッパ

オーストリア・ベルギー・ブルガリア・チェコ・デンマーク・EU・フィンランド・フランス・ドイツ・ハンガリー・アイスランド・アイルランド・イタリア・バチカン市国・ルクセンブルク・マルタ・モナコ・オランダ・ノルウェー・ポーランド・ポルトガル・ルーマニア・セルビア共和国・スペイン・スウェーデン・スイス・トルコ・イギリスなど

アフリカ大陸

エジプトなど

北アメリカ大陸

カナダ・アメリカなど

南アメリカ大陸

コロンビア・ペルーなど

オセアニア

オーストラリア・ニュージーランドなど

その他

国連、国際赤十字・赤新月運動など

【国内パビリオン】ユニークで最先端の技術が溢れる!

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日本館
日本館
女性館
ウーマンズパビリオン
大阪ヘルスケアパビリオン
大阪ヘルスケアパビリオン
関西パビリオン
関西パビリオン
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
PASONA NATUREVERSE
PASONA NATUREVERSE
国内パビリオン

日本館
ウーマンズパビリオン
大阪ヘルスケアパビリオン
関西パビリオン
民間パビリオン

さまざまなテーマで展開している国内パビリオン。4つのパビリオンのほか、13の企業が展開する民間パビリオンなど見どころたくさん!

日本館

日本館

大屋根リングの外側、東ゲートゾーンにある日本館。

日本館の建物は、すべての動物や植物が”いのちのリレー”つまり小さな循環を繰り返しながら成り立っていることを円環で表しています。

パビリオンでは、万博内で出た生ゴミを活用したバイオガス発電や、日本が誇る発酵食品の仕組み、そして日本人の食生活に欠かせない海藻の姿になったハローキティなど、楽しみながら学べるコンテンツが充実しています。

日本館
詳細:https://2025-japan-pavilion.go.jp/
所要時間:約40分

ウーマンズパビリオン

内閣府、経済産業省、カルティエ、そして博覧会協会が出展するウーマンズパビリオン。

2020年に行われたドバイ万博で初めて登場したウーマンズパビリオンから続き、女性だけでなく、年齢や国籍をも超えたすべての人々が能力を発揮できる世界を目指しています。

「女性が輝けば、人類・社会全体が輝く」という理念のもと、パビリオンでは日本の映画監督である河瀨直美氏やマルチアーティストの森万里子氏など、影響力のあるアーティストが参画しています。

「無駄を削ぎ落したライン、明確なフォルム、完璧なプロポーション、そして洗練されたディテール」という4原則を基盤に美しさを届けてきたカルティエの文化が加わったウーマンズパビリオンの建築美にも注目です。

ウーマンズパビリオン
詳細:https://womenspavilion.cartier.com/ja
所要時間:約30分

大阪ヘルスケアパビリオン 

大阪ヘルスケアパビリオン

「REBORN」をテーマにした7つのZONEで、未来を感じる体験ができる人気のパビリオンです。

iPS細胞をテーマとした再生医療や、ミライの人間洗濯機の展示がある「アトリウム」、カラダ測定ポッドで調べた健康データをもとに25年後の自分と出会い、2050年を想定したミライの都市を体験できる「リボーン体験ルート」など、未来社会を楽しく体験できるコンテンツがたくさん。

まだ見ぬ未来で、自分はどのような人生を歩んでいるのか想像してみてください。

大阪ヘルスケアパビリオン
詳細:https://2025osaka-pavilion.jp/
所要時間:約60分

関西パビリオン

関西パビリオン

滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島、福井、三重の9府県が出展する関西パビリオン。

各都府県の歴史や伝統文化、既存の観光コンテンツだけでなく、未来へ続く道を予想するという楽しみも盛り込まれています。

例えば京都の展示では、1400年の歴史を誇る京瓦のいぶし銀の上品な色み、そして着物の前合わせを思わせるデザインを融合した「キモノタイル」で壁と床を覆っています。

そこでは、プロジェクションマッピングなどの映像制作を行う株式会社 青空の映像と音楽とともに、京都に根付く茶道の精神「一座建立」※が体現されています。

京瓦と着物を、現代の音楽や映像演出で楽しむ様子は、まさに伝統文化を未来へつなぐ取り組みと言えますね。

※一座建立:茶会に招いた亭主とお客さんが心を通わせて一体感のある心地よい空間が生まれる様子。

関西パビリオン
詳細:https://future.kouiki-kansai.jp/
所要時間:約60分

民間パビリオン

民間パビリオン

NTT Pavilion
電力館 可能性のタマゴたち
住友館
パナソニックグループパビリオン「ノモの国」
三菱未来館
よしもと waraii myraii館
PASONA NATUREVERSE
BLUE OCEAN DOME
GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION
TECH WORLD
ガスパビリオンおばけワンダーランド
飯田グループ×大阪公立大学共同出展館
ORA外食パビリオン『宴~UTAGE~』

13の企業や団体が、宇宙や未来の暮らしを提案する民間パビリオン。

実物大のガンダム像がある「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」やパソナグループが展開する「PASONA NATUREVERSE」など、アニメや漫画好きに嬉しいパビリオンも充実していますよ。

【未来社会ショーケース】6つの最先端技術を体感

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Smart Mobility Expo
Smart Mobility Expo
Virtual Expo
Virtual Expo
Digital Expo
Digital Expo
Art Expo
Art Expo
Green Expo
Green Expo
Future Life Expo
Future Life Expo
未来社会ショーケース

スマートモビリティ万博
デジタル万博
バーチャル万博
アート万博
グリーン万博
フューチャーライフ万博

「未来社会ショーケース」は、最先端技術を活用して未来社会を体感できる壮大なプロジェクト。

例えばスマートモビリティ万博では、電動化・自動化と航空技術を駆使して実現する次世代の移動手段・空飛ぶクルマや自動運転と走行中の給電を可能にしたEVバスといった次世代モビリティを体感できます。

また、自動翻訳システムやシームレスに利用できる公衆Wi-Fiサービスなど、来場者がスムーズに観光を楽しめるようにサポートしてくれるデジタル万博などがあります。

最先端技術を身近に体感できる良い機会なので、「これらが日常的に利用できるようになったら…」と想像してみてくださいね。

【イベント】毎日実施!五感を刺激するパフォーマンス

万博

万博では、プロジェクションマッピングや水上ショーのほか、世界各国の魅力を体感できるイベントが連日行われています。

ナショナルデー・スペシャルデー

サウジアラビア

万博に公式参加する国や地域、国際機関が、ほぼ毎日多様なイベントや式典を開催しています。イベントでは、それぞれの国の民族舞踊や伝統音楽が催されパレードを行います。

気軽にその国の文化を楽しめるので、海外パビリオンに並ぶのが大変という方はナショナルデーの該当日を狙って訪れてみてもいいですね。

イベントカレンダー

One World, One Planet.

日没後には、毎日会場全体が舞台となり、プロジェクションマッピングやドローン、そして音楽が連動して壮大なショーが行われます。

大屋根リングは、フットライトや赤・青・紫の光に包まれる「光の回廊」、そしてサーチライトなどによって全体が美しく彩られます。

大屋根リングの上からライトアップされたパビリオンを眺めつつ、One World, One Planet.を堪能するのも素敵ですよ。

アオと夜の虹のパレード

大屋根リングの南側にある水面「ウォータープラザ」で日没後に行われる「アオと夜の虹のパレード」は、絶対に見ておきましょう。

水と光、炎、映像、そして音楽が織りなす水上ショーは、とても幻想的で圧巻です。

ひとりの子供「アオ」が月夜にかかった虹に出会い、多様な生き物と心を通わせていくーーという物語をベースに、約300基の噴水と照明、レーザー、そして音楽が共鳴します。

そのショーを見るために、日没を心待ちにしてしまう方がいるのも納得です。

【グルメ】万博で楽しめる多様な料理

会場内の各エリアには、世界各国のグルメを味わえる飲食店がたくさんあります。

ここでは、主にヴィーガンベジタリアン、ハラルに対応しているおすすめのお店を紹介します!

大阪ハラルムガルEXPO2025店

ハラルやヴィーガンメニューを豊富に揃えたパキスタン料理店が「大阪ハラルムガルEXPO2025店」です。

ハラルやヴィーガンだけでなく、アレルギーやベジタリアンなどにも対応します。

メニューには、チキンカレーやナン、チキンビリヤニ、トルティーヤのほか、フローズンとスムージーの間のようなドリンク「ミルシャリ」など、食事の制限の有無にかかわらず楽しめるメニューが充実。

口コミでは、「店員さんがエネルギッシュに注文を受け提供してくれるので、ささっと食事を済ませて回りたいひとにオススメ」や「ビーガンカレーと、ビーガンラップを食べました。パキスタン料理がこんなにおいしいとは!と感動しました。」と好評ですよ。

大阪ハラルムガルEXPO2025店
場所:東ゲートゾーン E46-14
営業時間:9:00~21:30(L.O 20:45)
メニュー対応:アレルギー・ベジタリアン・ヴィーガン・ハラル
予約:不要
※アルコール類の持ち込みは禁止。
※会計後の返品は不可。
※混雑時は利用時間を30分に制限。
詳細:https://www.expovisitors.expo2025.or.jp/gourmets/81bf96c9-0bc3-4b33-a6a5-ba2e4be304ae

河童ラーメン本舗 大阪・関西万博店

河童ラーメン本舗 大阪・関西万博店
引用:https://kappa-ramen-expo2025.com/

背あぶら系とんこつ醤油ラーメンのお店「河童ラーメン本舗」。ここでは、お店初の試みである「ヴィーガン河童ラーメン」に注目です。

野菜や植物由来の食材のみを使い、背あぶらのようなコクと風味を作り出しているので、ぜひヴィーガンじゃない方も食べてみてください。

もちろん、通常の店舗にある河童ラーメン唐揚げ、餃子も販売しているのでガッツリ腹ごしらえしたい方にもおすすめ。

口コミには、「大きめにカットされた野菜を使いつつ、ドライトマトで彩りと酸味を醸していて、要所要所にインパクトを感じました。ラーメンを食べているという充分感を得られました!」と好評です。

店内の椅子や机は、実際に学校で使われていたもの。学校の教室のような雰囲気もユニークで楽しめますよ。

河童ラーメン本舗 大阪・関西万博店
場所:西ゲートゾーン W43-21
営業時間:10:00~21:30(L.O 21:20)
メニュー対応:アレルギー・ベジタリアン・ヴィーガン
予約:不要
詳細:https://kappa-ramen-expo2025.com/
※テイクアウト不可

【公式キャラクター】ミャクミャクと触れ合ってグッズを買おう

いたるところでミャクミャクのロゴマークや姿を目にする今、この形の由来が気になっている方もいるのではないでしょうか。

意味を知るともっと可愛らしくなるミャクミャク。グッズやふれあい体験も人気なので、万博に行ったらぜひチェックしましょう。

万博の公式キャラクター「ミャクミャク」

細胞と水がひとつになって生まれた不思議な生き物「ミャクミャク」。赤い部分は分かれたり増えたりする細胞で、青い部分は流れるように形を変えることのできるなんだそう。

今まで”脈々と”受け継がれてきた人間のDNAや知恵、技術、歴史、そして文化を未来へ受け継いで行くという意味が込められています。

”脈”は生命そのものであり、その言葉を2回続けて表される言葉は、心臓が脈打つようにも聞こえますよね。初めてミャクミャクを見たときには衝撃を受けた方も、意味を知ると愛しい存在に見えてくるはず。

ミャクミャクグッズ

万博会場内には、ミャクミャクグッズを買えるさまざまなお店があります。

それぞれでコラボ商品やオリジナルグッズを販売していて、なかには会場限定黒いミャクミャクもいるそう!限定ものに弱い方は、ぜひチェックしてみてください。

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店名場所特徴営業時間来場者向けオンライン
MARUZEN JUNKUDO 東ゲートゾーン E34-31丸善ジュンク堂書店のオリジナルグッズあり9:00~21:45ONLINE
大丸松坂屋百貨店東ゲートゾーン E34-33江戸時代中期、元禄時代の雰囲気と品揃えが魅力9:00~21:45ONLINE
KINTETSU西ゲートゾーン W34-32中川政七商店やサンリオキャラクターズとのコラボグッズあり9:00~21:45
JR西日本グループ店西ゲートゾーン W34-31鉄道グッズや西日本エリアの伝統文化とのコラボ作品あり9:00~21:45ONLINE

「お土産店でレジ待ちの行列に並んで疲れてしまった」
「たくさんお土産を買ってしまい荷物が増えて大変…」

と感じたことはありませんか?

万博では「来場者向けオンライン」でこれらの悩みを解消できます。

来場者向けオンラインとは、各お土産店のサイトで「本日のアクセスパスコード」を入手してログインすれば、好きなタイミングで効率よく買い物を楽しめるというもの。

購入したお土産は、店舗受け取りはもちろん、自宅指定の駅などに配送も可能。

海外への発送は行っていませんが、JR大阪駅JR新大阪駅に立ち寄る予定がある方は利用できるので、海外在住の方も旅の途中に活用してみてください。

ミャクミャクハウス

ミャクミャク

ミャクミャクハウスには、ミャクミャクが日本全国を巡ってPRしたフォトライブラリーや、フォトスポットがあるほか、ミャクミャクとの記念撮影を楽しめます。

ミャクミャクが登場するのは、1日に約10回(1回約20分)。入り口に撮影会スケジュールが記載されているので、ぜひ会いに行きましょう!

ミャクミャクハウス
営業時間:10:00~19:00
場所:東ゲートを入り、ミャクミャクモニュメントを過ぎて大屋根リングを過ぎた先
入場料:無料
詳細:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250408-02/

【プラスα】こんなところにも注目!万博会場で楽しめるアレコレ

万博では、ここでしか楽しめない人気のコンテンツがあります。

会場内で『Pokémon GO』を楽しめる

Pokémon GO
引用:https://www.expo2025.or.jp/news/news-20250213-04/

ポケモン好きの方必見!万博会場では、スマホの位置情報ゲームアプリ『Pokémon GO』ができます。

ポケモン達と記念撮影を楽しめるGOスナップショットや、フォトスポットもあります。

このフォトスポットは、珍しいポケモンや万博にちなんだポケモンに出会えるポケストップになっています。

会場内で『Pokémon GO』アプリを起動するだけで楽しめるので、ぜひポケモン達と万博でしかできない体験を楽しんでください。

SDGsや最先端技術を導入したコンビニに注目!

万博会場内には、セブンイレブンローソン、ファミリーマートなどのコンビニが計4店あります。

なかでもファミリーマートでは、内装に再生素材を利用した商品棚やレジカウンターを使い、買い物かごには海洋プラスチックゴミを原材料の一部に使用しSDGs達成を目指しています。

また、店内にある横幅7mを超える大型デジタルサイネージでは、3D映像を活用した飛び出すような映像を楽しめます。

さらに、セブンイレブンでは焼きたてのパンやピザなどが買える発券機や、おすすめの商品がカウンター上に設置されたデジタルサイネージなど、今までに無いコンビニ体験を楽しめます。

なかには、万博会場内店舗だけで楽しめる「お店で焼いたふんわりメロンパン」などの限定メニューもあるので、ぜひチェックしてみてください。

【交通】万博に行く方法

万博へのアクセス

万博会場は、地下鉄で向かう場合は東ゲートシャトルバスで向かう場合は西ゲートから入場します。

最初に行きたいパビリオンにアクセスしやすいゲートや、利用しやすい交通手段で選んでください。

東ゲート(OsakaMetro中央線 夢洲駅・自転車)

yumeshima

会場の東ゲートには、OsakaMetro中央線夢洲駅からアクセスできます。

関西の主要なスポットから夢洲駅へのアクセスは以下のとおり。

JR新大阪orJR大阪駅から東ゲート

JR新大阪orJR大阪駅から東ゲート
引用:https://www.transport.expo2025.or.jp/route/metro/

関西空港から東ゲート

関西空港から東ゲート
引用:https://www.transport.expo2025.or.jp/route/metro/

JR大阪駅から夢洲駅まではOsakaMetro中央線を使って約30分弱とアクセス抜群。事前に予約する必要も無いため、前もって準備をするのが苦手な方にもおすすめです。

自転車で東ゲートまで行きたい場合、夢洲駅にある駐輪場事前予約が必要ですが、夢洲駅の隣にあるコスモスクエア駅の駐輪場は事前予約不要で利用できます。

自転車推奨ルートや押し歩きが必要なルートがあるので、確認してから走行しましょう。

自転車でご来場の方へ | EXPO 2025 交通インフォメーション
駐輪場の予約

西ゲート(シャトルバス・P&Rバス・空港バス・高速バス・船)

関西の主要スポットも観光したいなら、万博の西ゲートに乗り入れるシャトルバスで行くのがおすすめ。

ほかにも、西ゲートには近隣まで車で訪れる方が利用できるP&Rバスや、空港バス・高速バスなど、多くのバスが乗り入れています。

【シャトルバス】主要駅から西ゲートへ乗り入れる

【シャトルバス】主要駅から西ゲートへ乗り入れる
引用:https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/

シャトルバスが出ている桜島駅は、近くにユニバーサルスタジオジャパンやレゴランド、海遊館などがあり、なんば駅は大阪グルメと繁華街を堪能できるスポット。

ぜひ、関西観光と合わせて万博を楽しんでください。

多くのシャトルバスは事前予約制で席を確保できるので、確実に座りたい方にもうれしいですね。

▶シャトルバスの予約:KANSAI MaaS※アプリあるいはウェブサイトから
▶シャトルバス乗り場や時刻表:こちら

KANSAI MaaSとは?

JR西日本、Osaka Metro、近鉄、京阪、南海、阪急、阪神の鉄道事業者7社が開発したスマホアプリです。

乗換経路検索電子チケットサービス、駅構内図のほか、観光関連情報などがわかるので、関西観光に役立ちます。

スマホで購入した後はQRコードを改札機にかざすだけで乗車できるので、切符に引き換える手間も不要な点も魅力です。スタンプラリーなどのイベント情報やクーポンも載っているので、活用してみてください。

【P&Rシャトルバス】万博P&R駐車場から西ゲートへ

【P&Rシャトルバス】万博P&R駐車場から西ゲートへ
引用:https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/

P&R(パークアンドライド)とは、観光地から少し離れた駐車場に自家用車やレンタカーを停め、観光地までは他の交通機関を利用する移動のことを言います。

万博会場には原則自家用車などで乗り入れができないため、車で近くまで来る方は舞洲尼崎、あるいはにある万博P&R駐車場に停めてからP&Rシャトルバスを利用します。

P&Rシャトルバスは、万博P&R駐車場を予約済の方のみ利用でき、万博P&R駐車場は前日までの事前予約が必要なので注意しましょう。

※障害をお持ちの方は、夢洲の東ゲート側にある障がい者用駐車場(事前予約制・有料)が利用できます。

▶各高速出口から万博P&Rへの推奨ルート:尼崎舞洲
万博P&R利用料金
万博P&Rの予約

【空港バス・高速バス】空港や全国各地域から西ゲートへ

【空港バス・高速バス】空港や全国各地域から西ゲートへ
引用:https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/

関西空港神戸空港、京都駅、奈良駅、そして大阪南港フェリーターミナルなど各地域から乗換不要で万博に行きたい場合は、空港バスや高速バスが便利です。

万博会場まで乗り入れを行っている高速バス一覧
▶注意:万博会場には、スーツケースなど大型手荷物の持ち込みはできません。事前に宿泊先や出発地付近のコインロッカーに預けてから向かいましょう。

「万博記念公園」と万博会場は違うので注意!
太陽の塔
間違えて大阪府吹田市にある「万博記念公園」に行ってしまうケースが増えています。

ここは、1970年つまり前回の日本万国博覧会が開催された跡地を整備した公園なので、今回の万博とは異なるため注意しましょう。

万博記念公園には、「芸術は爆発だ!」の言葉で知られる芸術家・岡本太郎が制作した「太陽の塔」やEXPO’70 パビリオンの別館にある「黄金の顔」などがあります。

ぜひ、万博の前後に万博記念公園も訪れて、時代の変遷を感じてみてください。

【船】大阪や淡路島から夢洲北岸浮桟橋(西ゲート側)へ

【船】大阪や淡路島から夢洲北岸浮桟橋(西ゲート側)へ
引用:https://www.expo2025.or.jp/expo-map-index/access/

大阪市内や堺エリアから混雑を避けて万博に行きたいなら、を利用するのもあり。

約20~40分ほどで行けるので、大阪の市街地と穏やかな水面の対比を楽しみながら、ゆっくりと過ごせますよ。

西ゲートは、東ゲートと比べて比較的空いているのでスムーズに会場に入れる点も魅力。

スクロールできます
発地乗船時間料金
ユニバーサルシティポート
(桜島駅近く)
水素燃料電池船「まほろば」約30分大人(中学生以上):3,000円
子供(小学生):1,500円
ユニバーサルクルーズ約20分大人(13歳以上):2,000
子供(3~12歳):1,000円
堺旧港ユニバーサルクルーズ約30分大人(13歳以上):2,800
子供(3~12歳):1,000円
淡路島PASONA NATUREVERSE約60分大人(中学生以上):3,600円
子ども:1,800円 
身障者:1,800円

USJ約3個分!広大な万博会場内を移動するには?

e Mover
引用:https://www.osakametro.co.jp/expo2025_emover/

万博会場は、全体で約155ha、つまり東京ドームだと約33個分ユニバーサルスタジオジャパンだと約3個分と非常に広大です。

東ゲートから西ゲートまで歩くと約25分ほどかかるため、会場内を歩いて行き来するのは大変ですよね。

そのため、必要に応じて会場内の外周道路を走るバス「e Mover」を利用しましょう。e Moverとは、電気を動力源として走行するEVバスで、一部の車両は走行中に地面から給電しながら走行しているんだとか。

また、なかには自動運転バス(当日予約制)も走行しているので、近未来バスを体感してみたい方にもおすすめ。

大屋根リング下の海沿いコースを通るので、海辺をドライブしている爽快な感覚を楽しめますよ。

e Mover
1回利用:400円
1日乗り放題:1000円
※3歳以下、障がい者手帳をお持ちの方は無料
詳細:https://www.osakametro.co.jp/expo2025_emover/

万博のチケットの種類と購入方法

万博チケット

ここでは万博のチケットについて解説します。パビリオンの事前予約や当選確率を上げるコツも知りたい方は、要チェックです!

万博のチケットの種類

万博に1回入場できるチケットのほか、複数回行きたい方が利用できるパスがあります。

1回入場可能なチケット

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券種大人
(満18歳以上)
中人
(満12~17歳)
小人
(満4~11歳)
特徴
平日券6,000円3,500円1,500円平日に1回入場可能
夜間券3,700円2,000円1,000円17時以降いつでも1回入場可能
一日券7,500円4,200円1,800円いつでも1回入場可能
※年齢は2025年4月1日時点での満年齢。3歳以下は無料。

複数回入場可能なチケット

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券種大人
(満18歳以上)
中人
(満12~17歳)
小人
(満4~11歳)
特徴
夏パス
(7/19~8/31)
12,000円7,000円3,000円毎日入場可能
通期パス30,000円17,000円7,000円毎日入場可能
※来場日時予約と顔認証登録は毎回必要。

3歳以下は無料で入場できますが、座席が必要なパビリオンやイベントに参加する場合は、「無料チケット」を発券する必要があります。

※無料チケットは、大人・中人の入場券1枚につき3枚、通期パスは9枚、夏パスは6枚まで発券可。

万博のチケット購入方法

チケットは、EXPO Quick万博IDを登録して購入します。

EXPO Quickを購入すれば、万博IDを登録しなくても入場できますが、パビリオンなどの事前予約ができません。

パビリオンやイベントをしっかり楽しみたい方は、万博IDを登録して公式デジタルチケットを購入しましょう。電子チケットなので紛失の恐れもなく、入場もスムーズですよ。

STEP
万博IDの登録

登録には、メールアドレスのほか、パスコードや生体認証などの画面ロック機能を設定済のスマホ端末(推奨)が必要です。

STEP
チケットの購入

1回入場可能なチケットか、複数回パスかを選びます。

STEP
来場日時の予約

チケットを購入したあとは、必ず来場日時の予約をしましょう。6か月前から予約できるため、土日祝日などは早めに埋まりがち。訪れる予定が決まったら早めに予約を入れておきましょう。

また、このときに東ゲート西ゲートのどちらから入場するかを選択します。地下鉄を利用する場合は東ゲート、シャトルバスなどで来場する場合は西ゲートを選びます。

※来場日時を予約後、3回まで日時の変更が可能。
(来場時間や入場ゲートの変更は変更回数に含まない)
※複数回入場可能なチケット・夏パスは最大2回、通期パスは最大3回来場日時予約ができます。

STEP
イベントやパビリオンの抽選予約

予約不要のパビリオンも多数ありますが、事前の抽選予約が必要なパビリオンもあります。

抽選予約には、2か月前抽選7日前抽選があり、各抽選ごとに第1希望〜第5希望まで申込できます。

家族や友人などでまとめて抽選予約、当日登録もできるので、移動時間も考慮しながら行きたいパビリオンやイベントの抽選予約をしてくださいね。

抽選申込の結果は、抽選日当日中にチケット販売サイトの「メッセージ」から確認しましょう。

来場前来場当日
2か月前抽選7日前抽選空き枠申込当日登録
来場3か月前~2か月前来場1か月前~8日前来場3日前~前日先着で予約会場に入場後、1枠消化すると新たな空き枠を予約可
STEP
予約日時に会場に向かう

当日は、入場ゲートや各パビリオンなどでQRコードをかざして入場します。

予期せぬ通信トラブルやスマホの充電切れに備えて、事前にQRコードをスクリーンショット、あるいは印刷しておきましょう。

当選の確率をUPするには?
土日祝や、午前〜昼過ぎは、どのパビリオンやイベントも競争率が高く、人気が集中しがち。時間帯を変えて重複入力すれば当選率がアップするので、トライしてみてください。

そして空き枠申込は、予約受付がスタートする0時頃にアクセスが集中するため、ログインすらできない…なんてこともあり得るので、前もってログインしておきましょう。

また、0時の時点で予約が取れなくても空きが出る場合もあるので、こまめにチェックしてみてくださいね。

万博に行く前に知っておきたいTIPS

万博に行く前に知っておきたいTIPS

最後に、事前に知っておきたい持ち物について解説します。 

事前に準備するもの

・モバイルバッテリー
・関連アプリ
・キャッシュレス決済
・Wi-Fi登録
・紫外線対策グッズ
・熱中症対策グッズ
・軽食
・折り畳み傘・レインコート

モバイルバッテリー

会場では、パビリオン、イベントの入場・予約時・当日登録のほか、会場マップや各種関連アプリなど、スマホを頻繁に使用します。

また、猛暑のなか歩き回っているとスマホの充電の減り具合が早くなることもあります。

待ちに待ったパビリオンの入場時に充電が切れてQRコードが無くて入場できない…なんて事態にならないように、モバイルバッテリーは必ず持っていきましょう。

ちなみに、会場内にスマホの充電スポットもありますが、スマホによってUSB Type-AType-Cポートなどタイプが違うと充電できない場合があります。

自分で充電ケーブルを持参しておくと安心ですよ。

関連アプリ

万博を効率的に楽しむには、関連アプリを事前にダウンロードしておきましょう。

主な関連アプリは次の6つ。

効率的に会場を巡りたい方は、EXPO 2025 VisitorsEXPO2025 Personal Agentをダウンロードしておくと良いでしょう。

パビリオンの情報、グッズ、グルメ、イベントスケジュールや会場マップなどの情報収集に役立つ。

パビリオンの混雑状況や会場内のルート案内のほか、AIがおすすめのパビリオンや周遊ルートを提案してくれる。

万博独自の電子マネー「ミャクペ!」やポイントを貯めて特別な景品・サービスと交換できる万博独自のポイント「ミャクポ!」など万博内外で利用できる。

マイボトル持参や食べ残しゼロなど、さまざまな脱炭素活動にチャレンジすることでポイントを獲得・利用できる。

来場者が会場案内や窓口、迷子などのトラブル時など、言葉の壁を越えて会話ができる。音声翻訳は13言語、テキスト翻訳は、30言語に対応。

バーチャル空間で万博のイベントや世界中の人々と交流が楽しめる。

キャッシュレス決済

会場内で現金は使えません。クレジットカードや電子マネー、コード決済など約70種類のキャッシュレス決済を整備しているので、キャッシュレスが習慣化している方はスムーズに決済できますよ。

また、会場内には現金からプリペイドカードにチャージできる専用チャージ機があります。スマホなどを持っていない方や現金支払い派の方も、この機会にキャッシュレスを導入してみてください。

キャッシュレス決済ブランド一覧

日本初!JPQR Globalによる決済サービスが順次使用可能に
キャッシュレス グローバル
2025年7月5日から、外国人観光客自国のQRコード決済を使って支払いができるサービス「JPQR Global」を使用できるようになりました。

JPQR Globalは、日本の共有QRコードと海外のQRコード規格をつなぐもので、日本でも海外の決済アプリが使える仕組みです。

まずは、カンボジアで使われている「KHQR(カンボジア統一QRコード)」が7月5日から万博会場内の一部店舗で利用可能になります。その後も、アジア各国の決済サービスの対応と利用可能店舗を増やす予定です。

国境を越えてスムーズに決済ができるようになると嬉しいですね。

Wi-Fi登録

会場では、公衆Wi-Fiサービスが利用できます。事前にWi-Fi設定情報をダウンロードしておけば、会場内のさまざまなWi-Fiスポットにセキュリティを確保しながら自動的に接続できます。

Wi-Fi情報の設定はOsaka Free Wi-Fiの接続案内ページからダウンロードできるので、当日慌てないように事前にダウンロードしておきましょう。

会場のWi-Fiマップ

紫外線対策グッズ(帽子・日傘・日焼け止めなど)

屋外を歩き回ることが多いため、紫外線対策は必須!

混雑時に日傘を指していると他の来場者の迷惑になってしまうこともあるため、帽子サングラス、日焼け止めも必ず持っていきましょう。

熱中症対策グッズ(水筒・ペットボトル・塩飴など)

会場には、給水スポット(マイボトル給水機・ウォーターサーバー)マイボトル洗浄機のほか、自動販売機もたくさん設置されていますが、欲しい時にすぐあるとは限らないため飲み物も持参しておきましょう。

特に夏は気づかないうちに熱中症になってしまうこともあるため、水分補給はもちろん、塩飴も持参しておくと安心です。

給水スポット&マイボトル給水機MAP

軽食

会場には多くの飲食店がありますが、混雑時はすぐに食事ができないこともあります。会場は食べ物の持ち込みOKなので、簡単に食べられる軽食を持っておくと良いでしょう。

おにぎりやパンなどでも良いですが、夏場は悪くなってしまうこともあるので、持ち運びやすく手軽に栄養補給できるカロリーメイトSOYJOYなどがおすすめ。

折り畳み傘・レインコート

近年は、突然のゲリラ豪雨があるなど、天気が急変することも増えました。

急な雨に対応するために、折りたたみ傘は持っておいた方がよいでしょう。紫外線対策にもなる晴雨兼用折りたたみ傘があると便利ですね。

また、会場は海に近くて風の影響を受けやすいため、横殴りの雨になることもあります。そんなときのために、レインコートも持っておくと安心です。

持ち込み禁止のもの

持ち込み禁止のもの

万博には持ち込み禁止のものがあり、入場前に手荷物検査があるので必ず事前にチェックしておきましょう。

(一例)
・酒類全般・瓶、缶類の飲料
・カメラの一脚又は三脚、自撮り棒
・スーツケースやキャリーケースなど荷物運搬用カート
・動物(介助犬・聴導犬・盲導犬除く)

アルコールを持ち込むことはできませんが、会場内では酒類が販売されています。海外パビリオンやレストランでの飲酒は楽しめますよ。

また、キャスター付きの荷物は、大きさにかかわらず持ち込みNG

キャスターが付いていなくても大きな荷物(幅600mm×高さ400mm×奥行900mmを超える荷物)は持ち込めません。

事前に宿泊先や駅のロッカーなどに預けてから会場を訪れましょう。会場近くの弁天町駅・桜島駅には大型荷物等一時預かり所があります。(1個1,000円/宿泊先への配送サービス1個1,500円もあり)

また、万が一会場まで大型荷物を持ち込んだ場合、東西ゲートそれぞれで1個10,000円にて預かり対応しています(限定100個)。預かりスペースには限りがあるため、預けられない場合もあるので注意しましょう。

まとめ

今回は、万博の概要と見どころ、そして万博会場へのアクセスや行く前に知っておきたい情報について紹介してきました。

10月13日の閉幕まであと4か月ほど。

パビリオンをじっくり見てまわる日、さまざまな建築の美しさを堪能する日、イベントを楽しむ日、などテーマを決めて何度でも訪れたい万博。

ぜひ、大阪や京都などの周辺都市と合わせて訪れてみてくださいね!

MATSUMURA
JAPANOPIA編集部ライター
ライター歴6年。兵庫生まれで学生時代はアメリカやインド、タイ、台湾などを訪れ、日本と文化の違いを楽しむ。
京都の茶筒「開化堂」や切り絵作家 早川鉄兵氏が作品を通して伝統技術を今に伝える活動に感銘を受けてからは、日本の伝統技術に興味。
今では、主に京都や滋賀、兵庫エリアの穴場スポットや地元の人に愛される名店などをもっと知ってほしい!そんな想いで取材や調査を行い、リアルで詳しい情報を提供しています。
歴史や伝統文化、日本ならではのしきたりも、背景を知ればもっと面白い!
「そこに行ってみたい!」「体験してみたい!」と思ってもらえるように日々記事を執筆中です。
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