【京都天橋立】天橋立ビューランドと傘松公園はどっちがいい?飛龍観と昇龍観の違いを比較

  • URLをコピーしました!

天橋立へ行くなら、上からあの景色を見てみたい。そう思って調べると、展望スポットが2つ出てきます。南側の天橋立ビューランドと、北側の傘松公園です。

どちらからも天橋立を一望できて、股のぞきもできます。景色には呼び名まで付いていて、南から見るのが「飛龍観」、北から見るのが「昇龍観」。ではどちらへ行けばいいのか、迷うところです。

先に結論を書くと、景色そのものに優劣はありません。決め手になるのは、天橋立までの交通手段と、そのあとどこへ行くかです。この記事では、その判断材料をまとめました。

目次

ひと目でわかる|ビューランドと傘松公園の違い

天橋立ビューランド傘松公園
位置天橋立の南側(文珠エリア)天橋立の北側(府中エリア)
景色の呼び名飛龍観昇龍観
天橋立駅から徒歩約5分観光船か路線バスで北側へ移動
上りの乗り物リフト・モノレールケーブルカー・リフト
料金大人1,000円/小人500円大人 往復800円/小児 往復400円
山頂の施設観覧車やゴーカートなど小さな遊園地展望スペースが中心
周辺の見どころ智恩寺・廻旋橋・土産店・飲食店元伊勢籠神社・眞名井神社・成相寺
伊根の舟屋まで阿蘇海を回り込んで北側へ車で約25〜30分

どこが違う?5つのポイントで比べる

景色|南の「飛龍観」、北の「昇龍観」

天橋立ビューランドから見えるのが「飛龍観」です。股の間から眺めると龍が天へ舞い上がるように見えることから、この名が付きました。砂州が大きくカーブして見えるため、写真にすると動きのある構図になります。

傘松公園から見えるのが「昇龍観」。天橋立が斜めに伸び、龍が天へ昇っていくように見えます。傘松公園は「股のぞき発祥の地」としても知られている場所です。

では景色だけならどちらが上なのか。これは正直、好みの問題です。写真を見比べて「こちらから見てみたい」と思った方を選ぶのがいちばん確実だと思います。

アクセス|電車なら天橋立ビューランド、車なら傘松公園

交通手段で考えると、答えはかなりはっきりします。

京都丹後鉄道「天橋立駅」からリフト・モノレール乗り場までは徒歩約5分。駅の周辺には智恩寺や飲食店、土産店も集まっていて、車がなくても歩いて回れるエリアです。

一方の傘松公園へは、天橋立駅側から観光船か路線バスで北側へ渡り、府中駅からケーブルカーかリフトで上がります。観光船に乗ること自体を旅の楽しみにするなら悪くない選択ですが、「着いてまず絶景を見たい」なら天橋立ビューランドのほうがシンプルです。

子ども連れ|山頂に遊園地があるのは天橋立ビューランド

天橋立ビューランド

小さな子どもと一緒なら、天橋立ビューランドが分かりやすい選択です。

山頂には観覧車やゴーカート、サイクルカー、メリーゴーランドなどがあり、展望台というより小さな遊園地のような場所になっています。

大人は天橋立の絶景を見たい。でも子どもは景色を見ただけでは退屈してしまう。その両方を1か所で満たせるのが、天橋立ビューランドの強みです。

周辺の見どころ|神社を巡るなら傘松公園

成相寺
成相寺

傘松公園がある府中エリアには、元伊勢籠神社眞名井神社があります。籠神社を参拝してから眞名井神社へ回り、そのままケーブルカーかリフトで傘松公園へ上がる、という組み立てができます。

さらに時間があれば、傘松公園から成相寺まで足を延ばすことも可能です。遊園地や食べ歩きを楽しむ南側とは、雰囲気がかなり違います。

絶景だけでなく、歴史のある神社やお寺までゆっくり巡りたい。そんな旅程なら、北側のほうが向いています。

犬連れ|乗り物の条件が変わるので事前確認を

愛犬と一緒に行く場合は、「こちらがおすすめ」と単純には決められません。

天橋立ビューランドではペットを抱いてリフトを利用できます。傘松公園でもリフトを利用できますが、犬の大きさや利用する乗り物によって条件が変わります。とくに大型犬の場合は、事前に公式サイトか電話で確認しておくと安心です。

なお傘松公園には徒歩で上がれる道もありますが、急な坂道と階段が続きます。散歩の延長のつもりで登るのはおすすめしません。

伊根の舟屋まで行くなら、傘松公園から北上する

伊根の舟屋

車で天橋立へ行き、そのまま伊根の舟屋まで足を延ばす予定なら、傘松公園を選ぶのがおすすめ。

傘松公園のある府中エリアは天橋立の北側です。ここから伊根の舟屋までは車で約25〜30分。傘松公園を見たあと、国道178号をそのまま北上できます。

反対に、南側の天橋立ビューランドから伊根へ向かう場合は、阿蘇海を回り込んで北側へ移動することになります。「午前中に天橋立を見て、午後は伊根の舟屋へ」という旅程なら、最初から北側の傘松公園へ行ったほうがルートが素直です。

天橋立と伊根をセットで回る人は、この位置関係を覚えておくと計画が立てやすくなります。

ビューランドと傘松公園の基本情報

天橋立ビューランド(飛龍観)

天橋立の南側、文珠エリアの高台にある展望スポットです。山頂には観覧車やゴーカートもあり、家族連れに使いやすい場所になっています。

名称天橋立ビューランド
所在地京都府宮津市文珠437
アクセス京都丹後鉄道「天橋立駅」から徒歩約5分
上りの乗り物リフト・モノレール(所要6〜7分)
営業時間8:30〜18:00のうち時期により変動
料金大人(中学生以上)1,000円/小人(小学生)500円 ※入園料とリフトまたはモノレールの往復を含む
駐車場有料(普通車700円・終日1回)
HPhttps://www.viewland.jp/

天橋立傘松公園(昇龍観)

天橋立の北側、府中エリアの高台にある展望スポットです。「股のぞき発祥の地」として知られ、元伊勢籠神社や眞名井神社とあわせて回れます。

名称天橋立傘松公園
所在地京都府宮津市字大垣75(ケーブルカー・リフト府中駅)
アクセス天橋立駅側から観光船または路線バスで北側へ渡り、府中駅から乗車
上りの乗り物ケーブルカー(約4分)・リフト(約6分)
営業時間9:00〜18:00のうち季節により変動
料金大人 往復800円/小児 往復400円(ケーブルカー・リフト共通)
駐車場周辺の民間駐車場を利用
HPhttps://www.tankai.jp/trip/kasamatsu/

料金と運行時間は変わることがあります。出発前に各公式サイトで最新の情報を確認してください。

まとめ

天橋立ビューランドと傘松公園は、同じ天橋立を南北から見る展望スポットです。景色そのものに優劣はなく、決め手になるのは交通手段と、そのあとどこへ行くかでした。

  • 電車で行く/初めての天橋立/子ども連れ → 天橋立ビューランド
  • 車で行く/伊根の舟屋にも行く → 傘松公園
  • 元伊勢籠神社・眞名井神社・成相寺も巡る → 傘松公園
  • 時間に余裕がある → 南北の両方から見る

同じ砂州なのに、見る方向でこれほど印象が変わります。時間が許すなら、飛龍観と昇龍観を見比べてみるのがいちばん贅沢な楽しみ方です。

天橋立は日帰りでも回れますが、伊根や神社まで足を延ばすなら1泊したほうが余裕を持って動けます。宮津・天橋立には温泉と食事をゆっくり楽しめる宿がそろっているので、宿泊とあわせて計画してみてください。

MATSUMURA
JAPANOPIA編集部ライター
ライター歴6年。兵庫生まれで学生時代はアメリカやインド、タイ、台湾などを訪れ、日本と文化の違いを楽しむ。
京都の茶筒「開化堂」や切り絵作家 早川鉄兵氏が作品を通して伝統技術を今に伝える活動に感銘を受けてからは、日本の伝統技術に興味。
今では、主に京都や滋賀、兵庫エリアの穴場スポットや地元の人に愛される名店などをもっと知ってほしい!そんな想いで取材や調査を行い、リアルで詳しい情報を提供しています。
歴史や伝統文化、日本ならではのしきたりも、背景を知ればもっと面白い!
「そこに行ってみたい!」「体験してみたい!」と思ってもらえるように日々記事を執筆中です。
SHARE
  • URLをコピーしました!
目次