【京都天橋立】名物グルメ7選|あさり丼・智恵の餅・黒ちくわから冬の松葉ガニ・ブリしゃぶまで、旬と味わえるお店も

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天橋立を訪れたら、何を食べようか迷いませんか?天橋立の名物グルメには、あさり丼や智恵の餅のように一年中味わえるものから、冬の松葉ガニやブリしゃぶ、初夏の丹後とり貝のように旬の時期にだけ味わえるものまで、さまざまな味がそろっています。

この記事では、天橋立で味わいたい名物グルメ7品を、食べどきの季節と、実際に味わえるお店・買える場所とあわせて紹介します。

初めて天橋立を訪れる方はもちろん、散策の合間に食べるものを決めておきたい方や、旬の味覚に合わせて旅行の時期を選びたい方にも役立つ内容なので、旅の計画にぜひ役立ててください。

目次

天橋立の名物グルメ7品|食べどきと味わえる場所を早見表でチェック

天橋立の名物は、一年中楽しめるものと、旬の時期にしか味わえないものに分かれます。まずは7品の食べどきと、味わえる場所を確認しておきましょう。

名物食べどき味わえる場所
あさり丼通年天橋立公園内の「はしだて茶屋」
智恵の餅通年智恩寺門前の四軒茶屋
黒ちくわ通年はしだて茶屋、ケーブルカー府中駅近くの「松屋」など
へしこ通年周辺の土産物店、道の駅など
松葉ガニ冬(例年11月上旬〜3月20日)天橋立周辺の旅館・料理店
ブリしゃぶ冬(12〜2月頃が食べどき)天橋立周辺の旅館・料理店
丹後とり貝初夏(出荷は6〜7月が中心)天橋立周辺の寿司店・料理店など

一年中味わえる4品は、天橋立を歩きながら気軽に楽しめるものばかりです。冬と初夏の名物は旅館や料理店でいただくことが多いので、旬の時期に訪れるなら、宿の食事プランやお店の予約もあわせて考えておくと安心です。

一年中味わえる天橋立の名物|散策の途中に立ち寄りたい4品

天橋立駅から智恩寺へお参りし、廻旋橋を渡って松並木へ。天橋立の定番の散策ルートの途中で味わえる名物を紹介します。

あさり丼|松並木のなかの茶屋で味わう、天橋立ならではの丼

天橋立を歩いていてお腹がすいたら、まず味わいたいのがあさり丼です。甘辛く炊いたアサリをたっぷりのせた丼で、天橋立の内側に広がる阿蘇海のアサリとともに親しまれてきた、この土地らしい一品です。

廻旋橋を渡った先、天橋立公園のなかにある「はしだて茶屋」では、丹後コシヒカリのご飯が隠れるほどアサリをのせた、つゆだくのあさり丼が味わえます。天橋立のなかで食事ができる貴重なお店なので、松並木の散策とセットで立ち寄るのがおすすめです。

店名はしだて茶屋
住所京都府宮津市文珠(天橋立公園内)
電話番号0772-22-3363
営業時間9:00〜17:00(季節により変動)
定休日木曜日(年末年始、7月20日〜8月31日は営業)

智恵の餅|智恩寺にお参りしたら、門前の茶屋でひと休み

甘いものなら「智恵の餅」。日本三文殊のひとつ、智恩寺の門前で江戸時代から親しまれてきた名物で、やわらかな餅にこし餡をのせた、素朴でやさしい味わいの和菓子です。食べると文殊菩薩の智恵を授かるといわれ、参拝のあとに味わうのが天橋立の昔ながらの楽しみ方です。

智恩寺の門前には、吉野茶屋・彦兵衛茶屋・勘七茶屋・ちとせ茶屋の四軒の茶屋が並び、どのお店でも智恵の餅が味わえます。なかでも勘七茶屋は、元禄3年(1690年)創業の老舗です。お茶付きの一皿は450円ほどで、持ち帰り用の箱入りもあるので、お土産にも選べます。天橋立駅から歩いて3分ほどなので、到着してすぐや、帰りの電車を待つあいだにも立ち寄れます。

黒ちくわ|青魚で作る、宮津の漁師町のソウルフード

宮津で昔から食べられてきた練り物が「黒ちくわ」です。イワシやアジなどの青魚をすり身に使っているため色が黒っぽく、それが名前の由来になっています。1本80gほどと大ぶりで、ぷりぷりとした食感と魚の豊かな風味が特徴です。

あさり丼と同じ「はしだて茶屋」では黒ちくわも味わえるので、散策の途中に一緒に注文してみるのもおすすめです。傘松公園へ向かうケーブルカー府中駅の近くにある「松屋」でも、名物の黒ちくわを扱っています。地元ではストーブなどでさっと炙って食べるのが定番なので、持ち帰ったら軽く焼いて味わってみてください。

へしこ|日本酒好きの方へのお土産にもぴったりな保存食

日本海側らしい名物なら「へしこ」も外せません。サバを塩と米糠で1年ほど漬け込んだ保存食で、冷蔵庫のない時代から、魚を長く保存するために受け継がれてきました。

塩気がしっかりしているので、薄く切って軽く炙り、ご飯のお供やお茶漬けにするのが定番の食べ方です。日本酒との相性もよく、伊根町の京都府漁業協同組合伊根支所や、京丹後市のへしこ工房HISAMIなど、丹後の各地で作られています。天橋立周辺の土産物店や道の駅でも見つけやすいので、お酒好きの方へのお土産にもおすすめです。

季節限定の名物グルメ|旬に合わせて訪れるなら味わいたい3品

天橋立の冬と初夏には、この時期のために旅行を計画する人もいるほどの味覚がそろいます。旅館や料理店で味わうことが多いので、旬に合わせて訪れるなら、宿の食事プランもあわせてチェックしておきましょう。

松葉ガニ|冬の天橋立旅行の主役になる味覚

冬の天橋立を代表する味覚といえば松葉ガニです。松葉ガニは、山陰地方で水揚げされる雄のズワイガニの呼び名。京都府では例年11月6日にズワイガニ漁が解禁され、雄のカニは3月20日まで水揚げされます。

シーズンになると天橋立周辺の旅館や料理店でカニ料理のプランがそろい、刺身・焼きガニ・カニすき・茹でガニと、さまざまな食べ方で楽しめます。カニを味わうことそのものを目的に、冬の天橋立を訪れる人も少なくありません。

ブリしゃぶ|脂ののった寒ブリを、宮津生まれの食べ方で

カニと並ぶ冬のごちそうがブリしゃぶです。薄く切ったブリを昆布だしにさっとくぐらせ、ポン酢でいただく料理で、表面にだけ火が通ったブリからは、脂の甘みがしっかり感じられます。

宮津市によると、ブリしゃぶは昭和53年(1978年)に、宮津の旅館組合青年部が冬の名物として考案した料理です。お隣の伊根町は日本三大鰤漁場のひとつに数えられ、脂ののった寒ブリがとれる12〜2月頃が一番の食べどきです。天橋立周辺の旅館や料理店で味わえます。

丹後とり貝|初夏にだけ出会える、肉厚で甘い京のブランド貝

初夏に天橋立を訪れるなら、ぜひ味わいたいのが丹後とり貝です。舞鶴湾・栗田湾・宮津湾・久美浜湾の4つの湾で、漁業者が約1年かけて育てる京都府のブランドトリガイで、「京のブランド産品」にも認証されています。

殻の大きさは最大で10cmほどにもなり、一般的なトリガイと比べてひと回り以上大きいのが特徴です。肉厚で歯ごたえがよく、独特の甘みがあります。出荷は6〜7月が中心で、売り切れ次第その年の販売が終わることもあります。海の状況によって年ごとの水揚げ量も変わるので、とり貝を目当てに訪れるなら、事前にお店へ確認しておくと安心です。

天橋立で生まれている新しい名物|お土産選びの参考にも

今、注目されている天橋立周辺の味

与謝野町産のホップを使ったクラフトビール「ASOBI」

宮津で育てたオリーブから作るオリーブオイル

瓶入りで写真映えする天橋立のプリン

あさり丼や智恵の餅のように長く親しまれてきた名物がある一方で、天橋立の周辺では新しい名物も生まれています。

お隣の与謝野町ではホップの栽培に取り組んでいて、そのホップを使ったかけはしブルーイングのクラフトビール「ASOBI」が造られています。宮津ではオリーブの栽培に取り組む農園もあり、「MAEDA OLIVE FARM」のオリーブオイルは人気のお土産です。最近は、かわいい瓶に入った天橋立のプリンも、写真映えするスイーツとして人気を集めています。

昔からの名物とあわせて、今の天橋立らしい味を探してみるのも旅の楽しみです。お土産を選ぶときの参考にしてみてください。

天橋立の名物グルメを味わう1日モデルコース

天橋立駅を起点に、名物グルメを無理なく味わえる1日の流れを紹介します。散策と食事を組み合わせて、天橋立の味をまるごと楽しみましょう。

STEP
智恩寺にお参りして、智恵の餅でひと休み

天橋立駅から歩いて3分ほど。智恩寺に参拝したら、門前の茶屋で智恵の餅をいただきます。

STEP
廻旋橋を渡って、はしだて茶屋でランチ

松並木のなかにある茶屋で、名物のあさり丼と黒ちくわを味わいます。

STEP
レンタサイクルで天橋立を走る

約3.6kmの松並木を自転車で北へ。海風を感じながら、対岸の府中側まで渡れます。

STEP
傘松公園から天橋立を眺める

ケーブルカーで傘松公園へ。帰りは府中駅近くの松屋で、黒ちくわやへしこをお土産に選びます。

STEP
宿の夕食で旬の味覚を

冬なら松葉ガニやブリしゃぶ、初夏なら丹後とり貝。旬のごちそうは、宿の夕食でゆっくり味わいます。

冬や初夏に訪れるなら、夕食は宿で旬の名物をいただくのがおすすめです。天橋立周辺には、カニやブリしゃぶを味わえる温泉宿もそろっているので、1泊して昼と夜の両方で天橋立の味を楽しんでみてください。

よくある質問

天橋立の名物グルメで有名なものは何ですか?

一年中味わえる名物なら、智恩寺門前の「智恵の餅」と、天橋立公園内の茶屋で味わえる「あさり丼」がよく知られています。冬は松葉ガニとブリしゃぶ、初夏は丹後とり貝が旬の味覚です。

散策の途中に気軽に味わえる名物はありますか?

智恩寺門前の四軒茶屋で味わえる智恵の餅や、天橋立公園内のはしだて茶屋で味わえるあさり丼・黒ちくわがおすすめです。どちらも天橋立駅から歩いて行ける場所にあります。

松葉ガニやブリしゃぶは、いつ食べられますか?

京都府のズワイガニ漁は例年11月6日に解禁され、雄の松葉ガニは3月20日まで水揚げされます。ブリしゃぶは、寒ブリの脂がのる12〜2月頃が食べどきです。提供期間はお店や宿によって異なるので、予約の際に確認しましょう。

お土産に持ち帰れる名物はありますか?

持ち帰り用の箱入りがある智恵の餅のほか、黒ちくわやへしこがおすすめです。要冷蔵の商品もあるので、購入するときに保存方法を確認しておくと安心です。

まとめ

天橋立の名物グルメは、一年中味わえるあさり丼・智恵の餅・黒ちくわ・へしこと、冬の松葉ガニ・ブリしゃぶ、初夏の丹後とり貝と、季節によって楽しみ方が変わります。

日帰りでも名物は十分に味わえますが、旬の味覚をゆっくり楽しむなら、天橋立周辺の宿に泊まって夕食でいただくのがおすすめです。昼は散策の途中で名物を味わい、夜は宿で旬のごちそうを。季節ごとに訪れたくなる天橋立の味を、ぜひ楽しんでください。

MATSUMURA
JAPANOPIA編集部ライター
ライター歴6年。兵庫生まれで学生時代はアメリカやインド、タイ、台湾などを訪れ、日本と文化の違いを楽しむ。
京都の茶筒「開化堂」や切り絵作家 早川鉄兵氏が作品を通して伝統技術を今に伝える活動に感銘を受けてからは、日本の伝統技術に興味。
今では、主に京都や滋賀、兵庫エリアの穴場スポットや地元の人に愛される名店などをもっと知ってほしい!そんな想いで取材や調査を行い、リアルで詳しい情報を提供しています。
歴史や伝統文化、日本ならではのしきたりも、背景を知ればもっと面白い!
「そこに行ってみたい!」「体験してみたい!」と思ってもらえるように日々記事を執筆中です。
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